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「伝統と技に学ぶ」勉強会 その拾 畳編

重要文化財で、畳の名工に学ぶ

平素より特定非営利活動法人「社の極」にご支援頂きありがとうございます。平成5年より活動して参りました「社の極」は、平成19年にNPO法人化させていただき更なる活動発信を行うため、「伝統と技に学ぶ」勉強会を創設いたしました。

社の極では、先人達が伝えてきた伝統や技を後世に紡いでいく義務があるのではと考え、古来より日本に伝わる各種産業の専門家や技術者(匠)をお招きしてお話を伺い勉強することで、今後の建築・インテリア分野への新たな風 「温故創新」へ繋げていきたいと考えております。

そしてこの度記念すべき十回目として、有職畳を手掛ける京都・磯垣タタミの磯垣様を講師にお迎えして「伝統と技に学ぶ」勉強会その拾 畳編を開催することになりました。会場は、重要文化財指定の『聴竹居』をお借りして、勉強会のプレとして見学をさせていただきました。

日時: 平成29年11月4日(土曜日) 受付:12:30~ 
    聴竹居見学 13:00~  勉強会 14:00~15:30 

場所: 『聴竹居』(重要文化財)  京都府乙訓郡大山崎町大山崎谷田31

講師: 磯垣タタミ 磯垣昇氏(創業九十七年、三代目)
          京都畳商工組合理事長、文化財畳保存会副会長、
          京都畳専門学院講師、京都府畳技能士会会長等歴任 
          平成24年京都府伝統産業名工/受賞、畳マイスタ-
          全日本畳品質管理士
          有職畳や仏具の御道具の製造。伊勢神宮や熱田神宮を初め
          とする全国の神社やお寺へ、又茶道の師匠方々へ茶室畳納品。